ラ メール
La Mere に込められている思い
私は今まで数多くの出産に立ち合ってきました。出産そのものはとても感動的なのですが、それよりももっと感動的で神秘的なのは子宮の中で胎児が大きくなっていくことです。
生命の起源は海にあります。人間の祖先は海から進化したのです。
胎児もまたお母さんの子宮の中の羊水で育ちます。
羊水の成分を調べてみると不思議なことに海水とよく似ていることがわかります。
海と羊水には命を育む共通点があるのです。
共通点といえば、フランス語で海のことを「メール」といい「mer」と書きます。また、母のことも「メール」といい「mere」と書きます。両方とも発音は同じで、「母」のスペルの中に「海」のスペルがあります。
日本の漢字をみると、やはり「海」の中に「母」があることがわかります。お互いの中にお互いが存在する「海」と「母」には、とても神秘的な関係があるように思います。
~La mer de mere~(母なる海)世の中のお母さんたちが、海のような広い心で命を育むことができるようにと願いを込めています。
ホームページのデザイン等、助産院のイメージは海の中を描いています。
プロフィール
黒須 恵(Megumi Kurosu)
くろす助産院 院長
助産師/受胎調節実施指導員
La Mere Kurosu Method®(母親準備スクール)代表
一般社団法人産後ケアラボ協会養成校校長
非営利活動法人みんなのカラダLabo副代表理事
一般社団法人おから再活研究所理事/おから再活プロデューサー
助産師として約2,000人以上の赤ちゃんを取り上げ、約15,000人以上の妊産婦と産後のお母さんの指導教育に携わる。
現在は、妊婦の指導教育、産後ケア、育児指導、児童虐待防止活動、家庭養育推進活動、講演活動などを行い、それらの活動を通して『子育ては妊娠期から始まる』と強く実感し、オリジナルのメソッドを使った教育プログラム、主に親になるための準備教育を行っている。
子どもとの関わりの中で最も大切だと感じることは、『愛着を形成すること』と『自己肯定感を築くこと』まずは親が妊娠期から肯定的に生きることを基本とし、それが子どもに自然に伝わっていくような子育てを推奨している。
<経歴>
埼玉県立衛生短期大学助産学専攻課程(現埼玉県立大学)卒業後、
助産師免許取得
東洋大学法学部卒業
日本社会事業大学専門職大学院 福祉マネージメント研究科修了
埼玉メディカルセンター 産科病棟勤務
株式会社川口そごう 健康管理室勤務
蕨市立病院 産婦人科病棟勤務
株式会社東京アカデミー 看護師国家試験予備校講師
埼玉福祉保育専門学校講師
くろす助産院開業
一般社団法人産後ケアラボ協会 コーラルケアリスト養成校開校
<所属団体・学会>
公益社団法人 日本助産師会
公益社団法人 東京助産師会
公益社団法人 日本母性衛生学会
一般社団法人 日本助産学会
新胎児研究会
一般社団法人 交流分析協会