『おからと私と女性ホルモン』 

　

　女性の一生は女性ホルモンの影響を強く受けています。初潮や月経、妊娠や出産、そして更年期と、女性は日々女性ホルモンと共に歩んでいます。助産師の仕事をしているとそれを肌で感じることが多くあります。産後のマタニティブルーや更年期障害などは女性ホルモンの減少によって起こるものですが、特に女性ホルモンが体内から無くなる更年期の心身の変化は「とてもつらい」と感じる人がとても多いです。 

　私はある日、大豆に含まれているイソフラボンが女性ホルモンと同じ働きを示すということを知り、「大豆製品が更年期の救世主になってくれるのではないか」と大豆に興味をもちました。大豆から作られる代表的な食品として思い出されるのは豆腐ですが、豆腐が作られるときに副産物として出来上がるのが「おから」です。その「おから」が豆腐を作る過程で産業廃棄物になって捨てられてしまうことを知り、こんなに女性にとって貴重な素材なのに捨てられてしまうなんて残念に思いました。と同時にこのおからを再活用して、更年期の女性の美と健康に役に立つ何かを提供できないだろうかと考えました。 

 

『無用なものを有用に！』 

『必要としている人のところへ形を変えて！』 

 

おからの商品が更年期の女性のみならず、健康を大切に考える人のもとへ届いていくことを願いながら日々おからの商品を開発しています。 

​

​

​

〇一般社団法人おから再活研究所×交野おりひめ大学クラフトビール部コラボ商品 

　おからビール開発中 

​